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ラテン系会社員、先生になりました。


by チャー先生

1.25。

少子化のニュース。
もはや季節の訪れと変わりないくらい当たり前になってきてしまいました。
私の中では以前から関心の高いトピックなだけに、あえて今まで
自分の考えを出さなかったのですが、テレビを見ていて
「うーん」と思うことが年々増えてきているので、ここで取り上げてみようと思います。

国からすれば私も「子どもを産んでほしい側」のひとりに属するので
余計にそう思ってしまうのかもしれないけど、政府の打ち出す方針は
なんか「ちょっと違うのよね」と言いたくなってしまう。
見当違いなことを言われれば言われるほど、気持ちって冷めていくよね(笑)

「社会保障制度や労働力に影響」なんて書かれてしまうと、
「あたしゃ誰のために子ども産むんだ?富国強兵か?」と思ってしまう。
まー、めぐりめぐって事実なんだけど、そそられないよねー。

私の周りには、「産みたくない」なんて言っている女子はほとんどいません。
2人くらい産んでいてもおかしくない年頃ですから、むしろ早くほしいと思ってる人が多い。

でもなぜそれをためらうのか。

女性は動物的な勘を備えた生き物です。
出産するという固有の身体機能に忠実な行為が抑制されるということは、
「それが好ましい環境ではない」という危機感が働くからではないでしょうか。

少子化の理由は様々です。
なのでここでも、その理由を断定する書き方はしません。というかできません。
でもお金のことばかりじゃない。それは確か。

私は姪たちが小学校に上がるまで育児に参加していたので実体験として感じたけど、
東京を例に挙げても子連れに優しくない国だな、と思うことが多々ありました。
特に電車の中。
泣きやまない赤ん坊に対して舌打ちするサラリーマンとか(こういう男とは死んでも結婚したくない)、
買い物袋と子どもで手がいっぱいになっているお母さんの前で平然と座り続けるおばさんとか、
急に寝たふりするおっさんとか。
(こういう人たちに限って「女の幸せは結婚」とか言うんだろうなー。あーやだやだ。)

逆に今どきの若者、優しいです。
私が子ども二人抱えてる時に席を空けてくれたのは、ほとんどが若い男の子や女の子。
「子どもが好き」と明言する男子も増えています。
日本の将来は意外に明るいのです。マスコミが騒ぎ立てるほど、暗くはない。

その一方で、海外流出が増えているのも事実。
国際結婚が年々増加していますが、出産や育児に対して国策が充実しているということも
大きい理由として挙げられているようです。

政府は日常レベルの視点で、少子化問題を考えてくれているのでしょうか?
そして子どもを産んでくれた人たちに、「ありがとう」の気持ちを伝えているでしょうか?

誰もが「この国で産みたい」と思える環境が、一日も早く整うことを願うばかり。

うーん、珍しく真面目に書いたなあ(笑)

自分自身の話をすれば、私の出産目標人数は3人。
本当は4人ほしいんだけど、年齢的にちょっと間に合わなさそうだしねー。
出産の苦しみを経験していない私が言うのもなんですが、一度あの生命の重みを
自分の腕で感じてしまったら、「私もほしい!」と率直に思ってしまいます。

ま、日本で育てるとなればお金がかかるのは事実なんで。
何はともあれより「稼ぐ女」になれるよう、仕事と勉強に精を出すことにしましょう。
がんばりまーす☆
by songbirdm | 2006-06-04 09:48 | 思うこと。