ラテン系会社員、先生になりました。


by チャー先生

日本男児に求む。

日本という国において「踊る」という行為に関しては、女性の方が積極的のような気がします。
男性は、いまいち消極的。
どうやらシャイな方が多いようです。

シャイなだけならいいのですが、意外に多く一番困るのが
「距離感のわからない」男子。
大抵、ちょっと踊れるクラブやバーによくいます。
彼らの頭の中には「踊っている女の子=ナンパ待ち」という図式があるようで、
いきなり接近してきたり、体を触ってきたり、そばで下品な踊り
(なぜか腰を振る人がほとんど。ありえない!)をする人がしばしば。
その場で箱に詰めて着払いで送り返してやりたくなります。

大体は背を向けて完全無視。
あまりにもひどいときには思いっきりNoサインを出しますが、
なぜかそういう人ほどショックを受けて逆ギレ、捨て台詞を吐きながら去っていきます。
失礼なことしてきたのはあんたでしょ?!とこっちがキレてやりたい(笑)
「断られる」ということに慣れていないんですね。
これは、Noと言えず嫌々ながらセクハラ踊りにつきあってしまう
女性側の責任もあるのかもしれません。

かくして、自分の失礼なふるまいに気づかない夜遊び男子が増えていく。
ため息。

踊り、いえ遊びそのものに対する文化や概念が脆弱なのでしょう。
リズムに合わせて体を動かすだけでもう立派な「踊り」なのに、何かしなければ
いけないと構えてしまう。
その結果がものすごくダサい形で表現されてしまう。
しかも本人はそれに気づいていない。
無念です。

その点、外国の男性はやはりお見事。
エンジョイすることも踊りもバックグラウンドにしっかり根付いているので、
ステップを知らなくても自分のスタイルで楽しんでいます。
小さき頃からダンスパーティーで鍛えているので、一緒に踊っても
紳士的な対応をしてくれる人が多い。
(もちろん、中には密着したいだけのとんでもない人もいますが)

どのジャンルにおいても、ダンス界は慢性的な男性不足です。
踊りに来る女性は輝きがあって、踊りを通してどんどんきれいになっていくのに
そのお相手ができる男性が少ないのはとても残念。

なので日本男児にリクエスト。
ひとりよがりの踊りではなく、自分が心から楽しんでなおかつ目の前の相手が
楽しくなるような踊りができるようになって下さい。
上手下手の技術的なことではなく、言いたいのは心のありかたです。
踊っているのは自分ですが、それを客観的に見ている人たちがいることも
忘れないでほしい。

部屋でレコードをかけて恋人と二人で踊る、というのが私の夢なのですが・・・。
そんな粋な方はなかなかいませんねえ。
しゃあない、自分に息子が生まれたら踊りだけはしっかり教えることにします。
草の根啓蒙運動。
[PR]
by songbirdm | 2006-01-08 02:25 | dance。